いつもブログを読んでくださっている皆様、ありがとうございます。
この度、ブログ名を「警戒区域の動物たちを見捨てない!」から「カイヌシと3猫の鈴」に変更し、合わせてデザインも一新しました。
春から1人と3猫暮らしになり「私だって、うちの子を自慢したい!」というのが動機です。
ブログのタイトルが変わっても、福島の動物たちに関しての活動はこれまでと変わらず続けていきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
2012/05/07
この度、ブログ名を「警戒区域の動物たちを見捨てない!」から「カイヌシと3猫の鈴」に変更し、合わせてデザインも一新しました。
春から1人と3猫暮らしになり「私だって、うちの子を自慢したい!」というのが動機です。
ブログのタイトルが変わっても、福島の動物たちに関しての活動はこれまでと変わらず続けていきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
2012/05/07
2012.05.31 / Top↑
この1年以上、ほとんど毎週欠かすことなく、動物たちのために福島へ通い続けている個人ボランティアさんがいます。
都内在住の会社員、Mさん。
金曜の朝。彼女はいつも通り出勤して仕事を終え、大急ぎで会社を後にします。
夕方。帰宅すると、まずは保護猫たちのお世話。ごはんにトイレ掃除、健康チェックその他諸々。留守の間、猫のお世話をしてくれる方に伝えておくことがないかも確認します。
猫のお世話が一通り終わったら、福島行きの準備。自分で注文した大量のフードや、捕獲器、防護服など、必要な物を1時間かけて車に積み込みます。重い荷物を持って、自室と駐車場を何度も往復しなければなりません。準備を終えて簡単な食事を取ったら、福島行きに向けて少しだけ仮眠。
一眠りして目覚めると、もう真夜中です。深夜、マイカーで福島へ出発。片道約5時間の道中、運転を変わってくれる人はいません。
早朝、立入制限区域の近くまで来ると、防護服を着込み、荷物の最終チェックをして20km圏内へと入ります。
彼女が給仕しているポイントは約50箇所。時間と人目を気にしながら、毎回300kg程度のフードを丁寧に給餌しています。依頼を受けているペットはもちろん、途中で出会った猫の保護を試みることもしばしば。受入れ先の厳しさから、健康状態や人馴れの度合いを見て保護する/しないを判断しなければならない苦しい状況にありますが、本当はすべて保護したい、というのが、やはり本音です。
午後、警察が増え始める前に立ち入り制限区域を出ます。
翌日も同じように給餌と保護活動をして、日曜の午後、東京へ戻ります。保護した猫を病院へ連れて行き、預かってくださるボランティアさんに連絡を取り、諸々の残務を終えるとようやく帰宅。自宅で待っている猫たちのお世話をします。
ゆっくりする間もないまま、明けて月曜朝には会社へ出勤です。
倒れそうに暑い夏も、雪の降り積もる冬も、彼女はずっとずっと、こんな生活を続けてきました。
かかる費用はフード代だけで月に20万円。交通費は約10万円。
保護した猫の多くは他のボランティアさんや団体さんに引き受けてもらっていますが、「丸投げするのは申し訳ない」と、保護した内、30頭余りの預かりさん/里親さんを自力で確保してきました。
「のこされた動物たち」写真展に頂戴した募金は、彼女のように自費で活動を続けていらっしゃる個人ボランティアさんへの物資支援と医療費支援に当てられています。彼女にもわずかながらフードを寄付していますが、毎回の給餌量が飛びぬけて多く、また頻度も高いため、基本的には全額自費で活動されています。
彼女は別に石油王の妻でも王侯貴族でもない、ごく普通の会社員です。問題が長期化する中、他のボランティアさんと同じく、その活動はとても苦しい状況にあります。
今回、私から働きかけて、フードだけでも支援してもらってはどうかと提案しました。
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・
◆原発20km圏内 猫ごはんボランティアが欲しい物
このリストを使ってAmazonからご注文くださると、Mさんの元へ届くようになっています。
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・
送付先を公表できないため、いろいろ制限のあるリストからの受付になり申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い致します。
みなさまのご協力を、心の底から、切に、お待ち申し上げております。
【追記】2012/05/19 12:45
皆様、たくさんのご支援ありがとうございます!
個人宅で置き場に限りがあるため今週分は受付終了とさせて頂きます。
どうか継続的なご支援をお願いいたします。本当にありがとうございました。
都内在住の会社員、Mさん。
金曜の朝。彼女はいつも通り出勤して仕事を終え、大急ぎで会社を後にします。
夕方。帰宅すると、まずは保護猫たちのお世話。ごはんにトイレ掃除、健康チェックその他諸々。留守の間、猫のお世話をしてくれる方に伝えておくことがないかも確認します。
猫のお世話が一通り終わったら、福島行きの準備。自分で注文した大量のフードや、捕獲器、防護服など、必要な物を1時間かけて車に積み込みます。重い荷物を持って、自室と駐車場を何度も往復しなければなりません。準備を終えて簡単な食事を取ったら、福島行きに向けて少しだけ仮眠。
一眠りして目覚めると、もう真夜中です。深夜、マイカーで福島へ出発。片道約5時間の道中、運転を変わってくれる人はいません。
早朝、立入制限区域の近くまで来ると、防護服を着込み、荷物の最終チェックをして20km圏内へと入ります。
彼女が給仕しているポイントは約50箇所。時間と人目を気にしながら、毎回300kg程度のフードを丁寧に給餌しています。依頼を受けているペットはもちろん、途中で出会った猫の保護を試みることもしばしば。受入れ先の厳しさから、健康状態や人馴れの度合いを見て保護する/しないを判断しなければならない苦しい状況にありますが、本当はすべて保護したい、というのが、やはり本音です。
午後、警察が増え始める前に立ち入り制限区域を出ます。
翌日も同じように給餌と保護活動をして、日曜の午後、東京へ戻ります。保護した猫を病院へ連れて行き、預かってくださるボランティアさんに連絡を取り、諸々の残務を終えるとようやく帰宅。自宅で待っている猫たちのお世話をします。
ゆっくりする間もないまま、明けて月曜朝には会社へ出勤です。
倒れそうに暑い夏も、雪の降り積もる冬も、彼女はずっとずっと、こんな生活を続けてきました。
かかる費用はフード代だけで月に20万円。交通費は約10万円。
保護した猫の多くは他のボランティアさんや団体さんに引き受けてもらっていますが、「丸投げするのは申し訳ない」と、保護した内、30頭余りの預かりさん/里親さんを自力で確保してきました。
「のこされた動物たち」写真展に頂戴した募金は、彼女のように自費で活動を続けていらっしゃる個人ボランティアさんへの物資支援と医療費支援に当てられています。彼女にもわずかながらフードを寄付していますが、毎回の給餌量が飛びぬけて多く、また頻度も高いため、基本的には全額自費で活動されています。
彼女は別に石油王の妻でも王侯貴族でもない、ごく普通の会社員です。問題が長期化する中、他のボランティアさんと同じく、その活動はとても苦しい状況にあります。
今回、私から働きかけて、フードだけでも支援してもらってはどうかと提案しました。
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・
◆原発20km圏内 猫ごはんボランティアが欲しい物
このリストを使ってAmazonからご注文くださると、Mさんの元へ届くようになっています。
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・
送付先を公表できないため、いろいろ制限のあるリストからの受付になり申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い致します。
みなさまのご協力を、心の底から、切に、お待ち申し上げております。
【追記】2012/05/19 12:45
皆様、たくさんのご支援ありがとうございます!
個人宅で置き場に限りがあるため今週分は受付終了とさせて頂きます。
どうか継続的なご支援をお願いいたします。本当にありがとうございました。
2012.05.17 / Top↑
シェルター時代は物陰にいることの多かったベルふわふわ。
彼を引き取ると決めたとき、私に懐かなくてもいいから先住猫とうまくやってくれ、というのが一番の願いでした。そして、なんとなく思い浮かんだ目標は「思い切り日向ぼっこをして欲しい」。
猫にとって日光浴は皮膚病予防やビタミンD補給など大切な役割を持っているし、なにより、陽だまりで寝ている猫って、たまらなく幸せそうでかわいいじゃないですか。
日当たりの良い我が家では、天気さえ良ければさんさんと日が降り注いできます。

「むぅーん」
ちょっと難しい顔に見えますが、朝一番の陽だまりスポットでくつろぐベルふわふわ。

未だお怒りの解けないりん様も、お昼寝と日向ぼっこのときはフーシャーしません。
やっぱり、お日様の威力は偉大ですね。

「お日さまアヘぇー」
どうやら、最高に気持ち良いようです。
彼を引き取ると決めたとき、私に懐かなくてもいいから先住猫とうまくやってくれ、というのが一番の願いでした。そして、なんとなく思い浮かんだ目標は「思い切り日向ぼっこをして欲しい」。
猫にとって日光浴は皮膚病予防やビタミンD補給など大切な役割を持っているし、なにより、陽だまりで寝ている猫って、たまらなく幸せそうでかわいいじゃないですか。
日当たりの良い我が家では、天気さえ良ければさんさんと日が降り注いできます。

「むぅーん」
ちょっと難しい顔に見えますが、朝一番の陽だまりスポットでくつろぐベルふわふわ。

未だお怒りの解けないりん様も、お昼寝と日向ぼっこのときはフーシャーしません。
やっぱり、お日様の威力は偉大ですね。

「お日さまアヘぇー」
どうやら、最高に気持ち良いようです。
2012.05.17 / Top↑
1人3猫の住む我が家は、決して広くない1Kの格安ペット可アパート。
この物件に決めた理由のひとつはロフトがあることです。

キャットタワー代わりに上下運動をして遊んだり、部屋にいるカイヌシを見下したりできる。
手ごろな狭さで、猫たちにとっては素敵なくつろぎの場所。ある意味「猫部屋」です。

奥には大小3つの猫トイレ。
わざわざロフトに行って用を足すの?とよく聞かれるけど、下にあるトイレよりも断然人気です。人や他猫に見られず、プライバシーを守れるからでしょうか。

本棚という名のマンガ置き場の上が、りん様お気に入りの場所。
りん様ですらまっすぐ体を起こせないほど狭いのですが、一番エライ猫は一番高い場所が好き、ということなんでしょうかね。

天窓の下は日光浴にもってこい。
シェルター時代は物陰にいることの多かったベルふわふわも、最近は日向ぼっこを楽しんでいるようです。
狭いながらも楽しい我が家のご紹介でした。
この物件に決めた理由のひとつはロフトがあることです。

キャットタワー代わりに上下運動をして遊んだり、部屋にいるカイヌシを見下したりできる。
手ごろな狭さで、猫たちにとっては素敵なくつろぎの場所。ある意味「猫部屋」です。

奥には大小3つの猫トイレ。
わざわざロフトに行って用を足すの?とよく聞かれるけど、下にあるトイレよりも断然人気です。人や他猫に見られず、プライバシーを守れるからでしょうか。

本棚という名のマンガ置き場の上が、りん様お気に入りの場所。
りん様ですらまっすぐ体を起こせないほど狭いのですが、一番エライ猫は一番高い場所が好き、ということなんでしょうかね。

天窓の下は日光浴にもってこい。
シェルター時代は物陰にいることの多かったベルふわふわも、最近は日向ぼっこを楽しんでいるようです。
狭いながらも楽しい我が家のご紹介でした。
2012.05.16 / Top↑
福島第一原発から14km地点の牧場で、今も牛を生かし続けている「希望の牧場」
この度、初めての写真展が東京・原宿で開催されました。
警戒区域からのSOS「希望の牧場・ふくしま」写真展 ~小さなふくちゃんが教えてくれたこと~
最終日である14日(月)にお邪魔してきました。
平日のお昼だし、きっと空いてて落ち着いて見られるだろうと思ったら

なかなかの盛況。
終了間際だったのに、人が途切れる気配はありませんでした。

道路に面した大きなショーウィンドウ。
路上へ向けて訴える牛たちの姿に、通る人々も思わず足を止めます。
会場出口でご挨拶なさっていた代表の吉沢さん(写真中央)。来場された方から代わる代わる声をかけられ、思いを熱く語っていらっしゃいました。

奇跡的にレスキューされながらも命を落とした孔子「ふくちゃん」のコーナー。
写真の足元には、美しく並べられた白い花弁と、お供えの線香。スタッフの方々の無念と暖かさが伝わってくるディスプレイです。
若者の行きかう、消費社会の象徴のような原宿という場所で、多くの方が警戒区域の現実を目にしました。
写真展の中日となった5月12日。
警戒区域内の家畜に対し、国が全頭殺処分の指示を出して1年が経過した。
この1年間、原発20km圏内の家畜を取り巻く環境は凄惨を極めてきた。繋がれたまま、飢えの中で壮絶な死を遂げたいのち。放浪し、力尽きたいのち。殺処分により失われたいのち。彼らを助けるための扉はあまりに重く、硬い。
それでも尚、希望の牧場を始めとする複数の農家さんが、日々の世話を継続しながら「生かしたい」と訴えを続けてきた。
そして今年4月5日。農水省は警戒区域の再編を前に、一部条件を満たす場合には原発20キロ圏内で家畜の飼養を認める方針を打ち出した。長く続いてきた苦難の中、地道な活動と強い信念がようやく国に一歩を踏み出させたのだ。
農水省が新しく打ち出した方針でも「原則安楽死」は変わってない。生かそうとする人々への風当たりは、今も決して易しくない。今日はこんなニュースが報じられている。
◆警戒区域内「ネット公開は許可を」 浪江町が牧場に条件(朝日新聞)
けれどそれでも、今までのような殺処分一辺倒でなくなってきていることは確かだ。
とはいえ現状ではあくまで飼養が「認められている」だけで、国や自治体が支援してくれるわけではない。日々与える食事の手配や健康管理など、生かすために必要なヒト・モノ・カネは、農家さんたちが自分で調達するしかない。
当然ながら、通常の酪農/肥育は出荷した利益で動物たちを生かしている。しかし、今20km圏内で生きている家畜たちは、未来永劫、出荷されることはない。1円の利益も生まない一方で、生かすためにかかる費用は莫大だ。
牛の限界寿命(生物学的な寿命)は約20年。
政府や行政の決定に振り回されながら、未だスタート地点にある長い戦いをどう維持してゆくのか。先の見えない困難は続いている。
この度、初めての写真展が東京・原宿で開催されました。
警戒区域からのSOS「希望の牧場・ふくしま」写真展 ~小さなふくちゃんが教えてくれたこと~
最終日である14日(月)にお邪魔してきました。
平日のお昼だし、きっと空いてて落ち着いて見られるだろうと思ったら

なかなかの盛況。
終了間際だったのに、人が途切れる気配はありませんでした。

道路に面した大きなショーウィンドウ。
路上へ向けて訴える牛たちの姿に、通る人々も思わず足を止めます。
会場出口でご挨拶なさっていた代表の吉沢さん(写真中央)。来場された方から代わる代わる声をかけられ、思いを熱く語っていらっしゃいました。

奇跡的にレスキューされながらも命を落とした孔子「ふくちゃん」のコーナー。
写真の足元には、美しく並べられた白い花弁と、お供えの線香。スタッフの方々の無念と暖かさが伝わってくるディスプレイです。
若者の行きかう、消費社会の象徴のような原宿という場所で、多くの方が警戒区域の現実を目にしました。
写真展の中日となった5月12日。
警戒区域内の家畜に対し、国が全頭殺処分の指示を出して1年が経過した。
この1年間、原発20km圏内の家畜を取り巻く環境は凄惨を極めてきた。繋がれたまま、飢えの中で壮絶な死を遂げたいのち。放浪し、力尽きたいのち。殺処分により失われたいのち。彼らを助けるための扉はあまりに重く、硬い。
それでも尚、希望の牧場を始めとする複数の農家さんが、日々の世話を継続しながら「生かしたい」と訴えを続けてきた。
そして今年4月5日。農水省は警戒区域の再編を前に、一部条件を満たす場合には原発20キロ圏内で家畜の飼養を認める方針を打ち出した。長く続いてきた苦難の中、地道な活動と強い信念がようやく国に一歩を踏み出させたのだ。
農水省が新しく打ち出した方針でも「原則安楽死」は変わってない。生かそうとする人々への風当たりは、今も決して易しくない。今日はこんなニュースが報じられている。
◆警戒区域内「ネット公開は許可を」 浪江町が牧場に条件(朝日新聞)
けれどそれでも、今までのような殺処分一辺倒でなくなってきていることは確かだ。
とはいえ現状ではあくまで飼養が「認められている」だけで、国や自治体が支援してくれるわけではない。日々与える食事の手配や健康管理など、生かすために必要なヒト・モノ・カネは、農家さんたちが自分で調達するしかない。
当然ながら、通常の酪農/肥育は出荷した利益で動物たちを生かしている。しかし、今20km圏内で生きている家畜たちは、未来永劫、出荷されることはない。1円の利益も生まない一方で、生かすためにかかる費用は莫大だ。
牛の限界寿命(生物学的な寿命)は約20年。
政府や行政の決定に振り回されながら、未だスタート地点にある長い戦いをどう維持してゆくのか。先の見えない困難は続いている。
2012.05.15 / Top↑







