もうなんのブログだかわからない

うちのコタツです。
卓上がとても汚いですね‥‥。

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今年は2月頃になってようやく出したのですが、なんと、電源コードが見当たらないという致命的な失態。

でも、温かいですよ。

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熱源はりん様です。

ささやかな幸せが、たくさん奪われた日から、もう1年もたつのですね。
2012.03.11 / Top↑
1ヶ月か2ヶ月ほど前からでしょうか。楢葉町と富岡町の境界、楢葉町側の6号沿いのとても目立つ場所に、牛の囲い込みがあるのです。

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積雪15cmの底冷えするような朝、暖を取れるものも見当たらない柵の中で、彼らは鳴いていました。撮影したのは土曜日。少なくとも月曜まで、この柵に行政の職員は来ないだろうと思います。

とても人目のある場所なので遠くからしか撮影できませんでしたが、肉眼で確認できる範囲、そして撮影した写真を思い切り拡大してみても、エサや水らしきものは見当たりません。
あの鳴き声は「のどが渇いた」「お腹がすいた」と、訴えていたのでしょうか?

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この牛たちにどのような未来が待っているのかわかりませんが、仮に殺処分されるのであっても、あまりに粗末な扱いです。

同意されている農家さんの中にも、それぞれ多様なお気持ちがあると思います。最後まで管理するのが自分の責任、長く苦しませるくらいなら安らかに逝って欲しい‥‥。
私はそれについて意見するつもりはありません。しかし、いずれにしろ同意されているのは「安楽殺」についてであるはずです。
柵の中で処分を待つ彼らが、エサも与えられず寒い場所に放置されているとすれば、それは本当に「同意」された事項なのでしょうか。

飢えて死ぬより、せめて楽に逝かせてやりたい。
過酷な選択を迫られた農家さんの、最後のささやかな願いですら、叶えられているようには見えません。
2012.03.05 / Top↑
まだ冬が来る前。
東北の雪におびえていた関東のボランティアさんたちに、地元の方はよく「山を除けば、警戒区域のある浜通りはそんなに降りませんよ」と励ましてくださいました。

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・・・・・・・・・・。
ええと。

市街地も一面、銀世界ですが?

そう。あの言葉は「(福島県の中では比較的)降りませんよ」という意味だったのでしょう。

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慣れない雪道の運転に、今回連れて行ってくださったボランティアさんも悪戦苦闘。
残念ながら雪深くて回れない給餌ポイントもありました。捕獲器も何度か仕掛けてみたものの、空振り。それでも300kgほどを給餌して帰ってきました。

雪の溶け始めるお昼以降に活動できれば、この時期でもきっと保護できるでしょう。もしくは朝仕掛けておいて夕方回収に来るとか、夕方仕掛けておいて翌朝取りに来るとか、時間をかけて捕獲器を設置できれば保護できるでしょう。
しかし、いつ警察に捕まるかわからない中、捕獲器を仕掛けたまま離れることは出来ません。1台につき待てるのはせいぜい30分。そんな不自由な活動すら、警察の目を盗んで出来るのは午前中いっぱい。ようやく雪が溶け始める頃には、もう帰らなくては危険なのです。

1日から始まった行政による「一斉保護」は、捕獲器を一気に仕掛けて期間中(一地域につき5日間程度)置きっぱなしにして、あとは犬猫が入っているかを毎日チェックする方式のようです。
にも関わらず、初日の保護頭数は猫4匹のみ。猫用100台、犬用30台の捕獲器を設置して、どうすればそんなに「捕まえない」ことができるのかわかりません。不自然なくらい少ない頭数です。

この少なさがどういった原因によるものかハッキリしませんが、いずれにしろ世間の人はきっとこう思うでしょう。
「100台も仕掛けて捕まらないなら、きっともう、いないんだ」
それが行政の意図するところなのか。結果的にそう印象付けてしまうだけなのか‥‥。

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だけど。

生きているのです。
待っているのです。
助けたいのです。

行政、もっとしっかりやれ!と私は思わない。
もっとしっかり出来るプロフェッショナルは他にいるからです。
その人たちを入れてください。
その人たちに活動させてください。

4月22日以降、動物たちを思う人々が言い続けているのは、たったそれだけの、つましい要望です。

【追記】2012/03/04
行政の「一斉保護」2日目の保護頭数は犬3匹、猫25匹。おそらく初日はほとんどの時間を捕獲器の設置に要したため、保護頭数が少なかったものと思われます。今後、続々と保護されることを願います。
2012.03.03 / Top↑
完全封鎖。
圏内で活動するボランティアさん達は、何度も聞いてきた言葉です。
一時帰宅が一巡したら、○月になったら、冬が来たら、完全に入れなくなる。そんな噂が飛び交う度、みな半信半疑ながらも危機感を覚えて無理してでも頻繁に通い、保護してきてくださいました。
実際、圏内に入るのは初期と比べ格段に難しくなっていますが、「完全封鎖」は幸い噂レベルの杞憂に終わってきました。
しかし、今回ばかりはそうも行かないのかも知れません。
「バリケードで封鎖 「帰還困難区域」への公道 政府方針」

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警戒区域を出てすぐの場所で死んでいた子猫。
何度通っても同じ場所に遺体が放置されたままで、そのうち小さな体が雨に打たれ雪に降られ、見るに忍びなくて連れ帰ってしまいました。警戒区域外だから、なんの違反もしていませんよ。
でも、これがあと少し原発寄りだったら、この子を葬ってやることも出来ませんでした。

放射能の危険性については様々な捉え方がありますから、もっと厳しく封鎖すべきと考える人も、早く入れるように開放しろと考える人もいるでしょう。どんな線引きが正統なのか、私にはよくわかりません。
けれど、いずれにしても、この子たちには関係のないことです。人間が起こした災害に、人間がつけた線引きです。どんな線引きをするにせよ、その判断に動物たちの命まで巻き込むことはないでしょう。

今週、出来る限り圏内に入り、保護してきます。
保護した場合はおーあみ避難所への受け入れOKをもらっていますが、シェルターも余裕がある訳ではありません。シェルターのお手伝いや、里親さん探しも、合わせてやっていきたいと思います。皆様にもご協力いただければ幸いです。

それじゃ、ひとまず今夜から、行ってきますね。
2012.03.02 / Top↑
写真展「のこされた動物たち」名古屋展は1379名の方にご来場頂き、無事に終了いたしました。
名古屋展をもって、同写真展の来場者数は述べ5000人を突破しております。ご来場くださった皆様、そして運営してくださった実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。
募金箱に頂戴した寄付金の集計などについては、追って詳しくご報告いたします。

さて今回、写真展について厳しいご指摘を頂戴しました。
太田さんご本人がブログで説明されていますので、詳細はそちらでご確認ください。
◆「お詫びの お知らせ」

警戒区域内の農家さんを支援していらっしゃる方から、耳票を隠すよう過去に連絡があったことは私も太田さんから伺っていました。
写真展としても迅速に対応させて頂いたつもりですが、万一パネルにご指摘のような事実があるのでしたら、運営側にも責任の一端があると考えます。その場合、修整済のものに差し替えるのは勿論のこと、私からも深くお詫び申し上げたいと思っております。



ただ、当該ブログに一箇所、どうしても見過ごせない記述があります。
太田さんが自分を正義だと思い込み、農家さんの気持ちなど考えずに写真を発表したことで、牛たちが殺されたかのような文面です。

この部分だけはどうしても、私は本当にどうしても、見過ごすことができないのです。
いつもおしゃべりで冗談ばかり言っている太田さんが、牛たちの話題になると途端に無口で硬い表情になり、ひたすら自分を責める。そんな姿を繰り返し見てきました。
つい先日も、写真展を取材に来てくれた海外メディアのインタビュー中に牛の話題となり、太田さんはご自身の無力さを攻めながら涙されました。それは、インタビューが中断となるほどの号泣でした。

私もそこそこ圏内に入ってはいますが、太田さんが牛舎で経験されたものの重さ、過酷さは、死体を見ただけの自分では想像もつかないといつも思います。

助けを求め悲鳴を上げながら、牛舎の中で次々と息絶えてゆく牛たち。
けれど、畜主の了承もなく出すわけには行かない。
どれほどの葛藤だったでしょうか。
見て見ぬフリをすることも、勝手に牛たちを放って逃げることもできたのに、太田さんはそうしませんでした。牛舎の牛たちが苦しみぬいて絶滅し、跡形さえなくなるまでの長い間、手を尽くして地獄に向き合い続けたのです。

新宿の写真展に多額の募金が集まった際、私は正直、家畜の支援に使うことに躊躇がありました。多様な意見のある畜産の問題について、どこか腫れ物に触るような気持ちでいたのです。
しかし、いつもは運営に口を出さない太田さんから、その時だけは家畜や畜主さんの手助けもしたいとの強いご希望がありました。熟考の末、私の判断で最終的に寄付の1/4を牛への物資支援に当てました。

太田さんのつらいお気持ちだけは、おそらくご本人は仰らないと思いましたので、差し出たことですが書かせていただきました。
もちろん、だから農家さんに迷惑をかけて良いと言っているのではありません。人にも動物にも配慮すべきなのは当然です。ご指摘のように行き届かない点が実際にあるのなら、心より反省しお詫びしたいと思っておりますこと、重ねて申し上げます。

今回、ブログ主の獣医さんから太田さんのメールに対して返信がないため、やむを得ずブログ上でのやり取りとなっております。
本来であれば、まず当事者同士で話し合うべき問題だと私は考えておりますので、謝罪を別として、私からこれ以上の発言は差し控えます。


【追記】2012/03/03 17:30 ささきち
昨日獣医さんから太田さんへ電話があり、耳票については事実誤認の批判であった旨謝罪の上、ブログに訂正記事を掲載されました。お騒がせして申し訳ございません。ご心配おかけいたしました。
2012.03.02 / Top↑