もうなんのブログだかわからない

警戒区域における動物レスキューの理想は言うまでもなく「全頭を安全な場所へ保護する」です。
けれど、「全頭」がいったい何頭なのかさえ、誰も知りません。
一度見かけただけで消息も知れない動物。既に手遅れとなった遺体。様々な理由から保護することの出来ない、目の前にいる犬や猫。

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震災と原発事故から、間もなく8ヶ月。
どれだけ熱心に活動している人も、きっと助けられない出会いのほうが圧倒的に多いでしょう。
私は本当にしょぼい個人ボランティアですから、出来ることはとても限られています。苦渋の決断をして、保護できず立ち去るその瞬間瞬間、自分がひどく無力で残虐な人間に思えてなりません。

いっそ暴力を使ってでも政府にレスキューを呼びかけようか。
どうせ無力なら、もう行くのをやめてしまおうか。
極端な考えに支配され、他人や自分を責めてばかりの夜もあります。

けれど、軽率な行為でボランティアの立ち入りが更に難しくなったり、自分を責めて今出来ていることさえ諦めてしまえば、本当にお手上げです。それだけは避けなくてはいけません。

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神様 私にお与え下さい。
変えられないものを受け入れる落ち着きを。
変えられるものを変える勇気を。
そして、その2つを見分ける賢さを。
(ラインホルド・ニーバー「平安の祈り」)
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圏内の動物たちを巡る状況には変化の兆しすら見えません。
終わりも救いもないまま、じりじりと続く地獄。もどかしさに負けてヒトが理性や気力を失えば、迷惑をこうむるのは、きっとまた、動物です。

出来ることしか出来ない。
けれど、出来ることを諦めない。
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2011.11.07 / Top↑
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