もうなんのブログだかわからない

震災から10ヶ月。
人間の避難所が役割を終えて次々と閉鎖される中、犬猫シェルターはどこも満杯状態が続いている。もうすぐ1年が経とうというのに、規模の拡大を切望している団体も少なくない。
避難所にさえたどり着けず、警戒区域に放置されたままの犬猫たちがまだまだいるからだ。

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ここは、おーあみさんがリーダーを務める福島原発20キロ圏内 犬・猫救出プロジェクト のシェルター。今は約30匹ほどの猫が暮らしている。

みんな本当に人懐こくて、初対面の私でも歓迎してくれる。
少し座れば膝の取り合い。
猫じゃらしを振れば左右から猫が。
ごはんを用意した日には、そりゃあもう‥‥。

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実はなぜか、まるまるとした子が多い。
自由に移動できる猫たちの食事量まで管理するのは至難の業。
「すごく太っちゃう子が多いんだよねぇ」と、おーあみさんはこぼす。
けれど、それは別に管理不足なわけではない。

太田さんが預かっているカブちゃんしかり、あの場所から助け出された子たちは、とてもとても、お腹がすいているのだ。
もっと言えば、心のお腹がすいているのだ。

いつ次のご飯を食べられるかなんて分からない。
もう二度と、次のご飯は来ないかもしれない。
だからお腹いっぱいとか、満足したとか、そんなことが基準じゃない。
食べられる時にあるだけ、とにかくあるだけ、食べなくちゃ。

そうやって何ヶ月も生活してきた。
だから今でも、あったらあるだけ食べなくちゃ。と食べてしまう。
でも今は、次のご飯はすぐに来る。だから食べ過ぎてしまうのだ。

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もちろん、ほっそり美猫もいるけどね。

ここの猫たちは、病気などの問題さえなければ、自分の部屋(ケージ)でマッタリするもよし、大人気の日向ゾーンで寝るもよし。シェルター内を好きに移動できる。
未だに雪の降る被災地で過酷な生活をしている犬猫を思えば、とても幸せな生活だ。

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それでも。
行政の運営する人間の避難所だって大変なのに、犬猫のシェルターを運営しているのはほとんどが民間団体や個人ボランティア。
どこも、ヒト・モノ・カネすべてが不足している。長期間、大規模に保っていくのは並大抵のことではない。

避難所は必要とされなくなるのが「ゴール」の場所。
今回のような緊急事態によって設置された場所なら尚更そうだ。
飼い主さんの元で生活を再建できるケースは限られるけれど、せめて仮設住宅(一時預かりさん)や、新しい自宅(里親さん)へと、引っ越せますように。
そうやって、動物たちにも少しずつ「復興」が訪れますように。
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2012.01.08 / Top↑
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