もうなんのブログだかわからない

写真展「のこされた動物たち」名古屋展は1379名の方にご来場頂き、無事に終了いたしました。
名古屋展をもって、同写真展の来場者数は述べ5000人を突破しております。ご来場くださった皆様、そして運営してくださった実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。
募金箱に頂戴した寄付金の集計などについては、追って詳しくご報告いたします。

さて今回、写真展について厳しいご指摘を頂戴しました。
太田さんご本人がブログで説明されていますので、詳細はそちらでご確認ください。
◆「お詫びの お知らせ」

警戒区域内の農家さんを支援していらっしゃる方から、耳票を隠すよう過去に連絡があったことは私も太田さんから伺っていました。
写真展としても迅速に対応させて頂いたつもりですが、万一パネルにご指摘のような事実があるのでしたら、運営側にも責任の一端があると考えます。その場合、修整済のものに差し替えるのは勿論のこと、私からも深くお詫び申し上げたいと思っております。



ただ、当該ブログに一箇所、どうしても見過ごせない記述があります。
太田さんが自分を正義だと思い込み、農家さんの気持ちなど考えずに写真を発表したことで、牛たちが殺されたかのような文面です。

この部分だけはどうしても、私は本当にどうしても、見過ごすことができないのです。
いつもおしゃべりで冗談ばかり言っている太田さんが、牛たちの話題になると途端に無口で硬い表情になり、ひたすら自分を責める。そんな姿を繰り返し見てきました。
つい先日も、写真展を取材に来てくれた海外メディアのインタビュー中に牛の話題となり、太田さんはご自身の無力さを攻めながら涙されました。それは、インタビューが中断となるほどの号泣でした。

私もそこそこ圏内に入ってはいますが、太田さんが牛舎で経験されたものの重さ、過酷さは、死体を見ただけの自分では想像もつかないといつも思います。

助けを求め悲鳴を上げながら、牛舎の中で次々と息絶えてゆく牛たち。
けれど、畜主の了承もなく出すわけには行かない。
どれほどの葛藤だったでしょうか。
見て見ぬフリをすることも、勝手に牛たちを放って逃げることもできたのに、太田さんはそうしませんでした。牛舎の牛たちが苦しみぬいて絶滅し、跡形さえなくなるまでの長い間、手を尽くして地獄に向き合い続けたのです。

新宿の写真展に多額の募金が集まった際、私は正直、家畜の支援に使うことに躊躇がありました。多様な意見のある畜産の問題について、どこか腫れ物に触るような気持ちでいたのです。
しかし、いつもは運営に口を出さない太田さんから、その時だけは家畜や畜主さんの手助けもしたいとの強いご希望がありました。熟考の末、私の判断で最終的に寄付の1/4を牛への物資支援に当てました。

太田さんのつらいお気持ちだけは、おそらくご本人は仰らないと思いましたので、差し出たことですが書かせていただきました。
もちろん、だから農家さんに迷惑をかけて良いと言っているのではありません。人にも動物にも配慮すべきなのは当然です。ご指摘のように行き届かない点が実際にあるのなら、心より反省しお詫びしたいと思っておりますこと、重ねて申し上げます。

今回、ブログ主の獣医さんから太田さんのメールに対して返信がないため、やむを得ずブログ上でのやり取りとなっております。
本来であれば、まず当事者同士で話し合うべき問題だと私は考えておりますので、謝罪を別として、私からこれ以上の発言は差し控えます。


【追記】2012/03/03 17:30 ささきち
昨日獣医さんから太田さんへ電話があり、耳票については事実誤認の批判であった旨謝罪の上、ブログに訂正記事を掲載されました。お騒がせして申し訳ございません。ご心配おかけいたしました。
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2012.03.02 / Top↑
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