もうなんのブログだかわからない

この1年以上、ほとんど毎週欠かすことなく、動物たちのために福島へ通い続けている個人ボランティアさんがいます。

都内在住の会社員、Mさん。
金曜の朝。彼女はいつも通り出勤して仕事を終え、大急ぎで会社を後にします。
夕方。帰宅すると、まずは保護猫たちのお世話。ごはんにトイレ掃除、健康チェックその他諸々。留守の間、猫のお世話をしてくれる方に伝えておくことがないかも確認します。
猫のお世話が一通り終わったら、福島行きの準備。自分で注文した大量のフードや、捕獲器、防護服など、必要な物を1時間かけて車に積み込みます。重い荷物を持って、自室と駐車場を何度も往復しなければなりません。準備を終えて簡単な食事を取ったら、福島行きに向けて少しだけ仮眠。
一眠りして目覚めると、もう真夜中です。深夜、マイカーで福島へ出発。片道約5時間の道中、運転を変わってくれる人はいません。

早朝、立入制限区域の近くまで来ると、防護服を着込み、荷物の最終チェックをして20km圏内へと入ります。
彼女が給仕しているポイントは約50箇所。時間と人目を気にしながら、毎回300kg程度のフードを丁寧に給餌しています。依頼を受けているペットはもちろん、途中で出会った猫の保護を試みることもしばしば。受入れ先の厳しさから、健康状態や人馴れの度合いを見て保護する/しないを判断しなければならない苦しい状況にありますが、本当はすべて保護したい、というのが、やはり本音です。

午後、警察が増え始める前に立ち入り制限区域を出ます。
翌日も同じように給餌と保護活動をして、日曜の午後、東京へ戻ります。保護した猫を病院へ連れて行き、預かってくださるボランティアさんに連絡を取り、諸々の残務を終えるとようやく帰宅。自宅で待っている猫たちのお世話をします。
ゆっくりする間もないまま、明けて月曜朝には会社へ出勤です。

倒れそうに暑い夏も、雪の降り積もる冬も、彼女はずっとずっと、こんな生活を続けてきました。
かかる費用はフード代だけで月に20万円。交通費は約10万円。
保護した猫の多くは他のボランティアさんや団体さんに引き受けてもらっていますが、「丸投げするのは申し訳ない」と、保護した内、30頭余りの預かりさん/里親さんを自力で確保してきました。



「のこされた動物たち」写真展に頂戴した募金は、彼女のように自費で活動を続けていらっしゃる個人ボランティアさんへの物資支援と医療費支援に当てられています。彼女にもわずかながらフードを寄付していますが、毎回の給餌量が飛びぬけて多く、また頻度も高いため、基本的には全額自費で活動されています。
彼女は別に石油王の妻でも王侯貴族でもない、ごく普通の会社員です。問題が長期化する中、他のボランティアさんと同じく、その活動はとても苦しい状況にあります。

今回、私から働きかけて、フードだけでも支援してもらってはどうかと提案しました。

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◆原発20km圏内 猫ごはんボランティアが欲しい物
このリストを使ってAmazonからご注文くださると、Mさんの元へ届くようになっています。
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送付先を公表できないため、いろいろ制限のあるリストからの受付になり申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い致します。
みなさまのご協力を、心の底から、切に、お待ち申し上げております。



【追記】2012/05/19 12:45
皆様、たくさんのご支援ありがとうございます!
個人宅で置き場に限りがあるため今週分は受付終了とさせて頂きます。
どうか継続的なご支援をお願いいたします。本当にありがとうございました。
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2012.05.17 / Top↑
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