もうなんのブログだかわからない

個人ボランティアMさんへのフード支援。
みなさまから頂戴したフードはこの土日、確実に圏内へと届けられました。
改めてご協力ありがとうございます。またご支援をお願いした際には、ご協力いただければ幸いです。


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今日は、よい子でお留守番していた「おう」ちゃんのお話。
今年の1月頃、大熊町の大野駅でMさんに保護されました。
M家にいる猫さんには珍しく、器量よしで人馴れもしている飼い猫らしい子。
すぐに里親さんが見つかってもおかしくない美ニャンです。

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まんまるお目目に、ながーいシッポ。かわいいでしょ。
でも、Mさんは「里親さんを見つけるのは難しそう」と言います。

実はおうちゃん、重度の「横隔膜ヘルニア」という病気を抱えているのです。
おうちゃんに何があったかは分かりませんが、事故などの外傷によって横隔膜が裂ける(!)ことで発祥するこの病気。いろんな臓器が圧迫され呼吸できる領域が狭いため、すぐに疲れて息が上がってしまいます。
本来は手術する病気なのですが‥‥おうちゃんは既に内臓がかなり癒着していて手術も難しいとの診断。そもそも麻酔に耐えられない状態のため、治療することは出来ません。病院通いもかなりのストレスらしく、すぐに緊張で呼吸が苦しくなってしまいます。
そのため、今は検査や治療で負担をかけるよりも、穏やかに過ごせる環境を優先しています。

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まだ3歳くらいのおうちゃん。本来なら遊びたい盛りです。
でも、他の猫たちと遊ぶのもこの子には重い負担。びっくりしたり、思わずはしゃぐと、呼吸困難になって酸素吸入しなければなりません。安静にするため、やむなくケージで暮らしています。

こんな状態の子が、警戒区域で1年以上も生きていたこと自体、奇跡ですよね。
保護の手が届く日まで、毎日をどれだけ賢明に生き延びてきたのか。
そしてまた一方で、おうちゃんのような重い病を抱えたまま、圏内で最後を迎えた子たちが一体どれだけいるのでしょうか。

無残な死を迎える前に、最後の「幸運」で保護されたおうちゃん。
せめてもの穏やかな余生を約束してくれる里親さんが現れてくれればよいのですが。
 
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2012.05.29 / Top↑
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