もうなんのブログだかわからない

3週間ぶりに飯舘村へ行ってきました。

今回は、カメラマンの上村さんと、前回、一緒に飯舘村へ入ったてんこちゃん、ペットシッターのK嶋さんを誘って出発。私以外は全員が初対面だけど、とてもスムーズに活動できました。
こうして初対面でもチームワークを発揮できるのは、目的がハッキリしているからでしょう。

実は今回のメンバー、上村さんを除いた3名は道を覚えられないガールズ。
なにより私は天才的な方向音痴です。
だからという訳ではないけど、たくさんのお家を回るのではなく、厳選した家だけを回ると決めていました。目的は給餌よりも犬たちのケア。

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これは私の個人的な感覚だけど、飯舘村を回っていて辛いのは、飢えより孤独。
訪れると、みんな本当に嬉しそうにはしゃいでくれるし、ごはんをあげても、少し食べると「遊んで遊んで」の始まる子も少なくありません。人を見れば逃げる子がほとんどの警戒区域とは、大きく様子が異なります。

福島に取り残された犬たちは、保護され医食住が保障されても、強いストレスを抱えたままだという科学的な調査結果が報じられていました。
◆大震災、犬の心にも深い傷 ストレスホルモン5~10倍(MSN産経ニュース)

この調査を行った麻布大の准教授は「犬は人との密接な関わりの中で過ごすのが幸せで、大震災で突然、飼い主との絆が断ち切られたのが影響しているのだろう」と話しています。
やれ野生化したとか、それ野犬になったとも言われるけど、保護された子たちですら、人間を失った傷は1年半たっても癒えていない。犬は人間と暮らしたい生き物なのです。孤独なまま自活するしかない「放浪犬」を野生動物のように言うのは、やはり大きな間違いでしょう。

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「写真なんていいから、遊べ~!」

そこで今回は、出来るだけ多くの子をお散歩に連れ出してあげようと向かいました。
もちろん、万一にも事故があってはいけませんから、しっかりとダブルリード。
臆病だったり警戒心の強い子は、残念ながら連れ出すわけにはいきません。

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「散歩だ散歩だ、行ってきま~す!」

どの子も中型か大型犬で、運動不足のせいもあってか引きが強いので、かなりの重労働。
情けないことに私は1匹でヘバッてしまい‥‥お掃除と給餌に専念。

しかし、散歩のプロであるK嶋さんはもちろん、てんこちゃんも上村さんも頑張ってくれて、計14匹の犬を散歩してあげることが出来ました。

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「走ったあとの水は最高ゴクゴクッ」

激太りして心配なこのビーグルも、ときどき休みながら、がんばってお散歩しました。
本来、小さな体で走り回り、ウサギを狩るのがビーグルの性質。この太り方は決して「幸せ太り」などではないのです。

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草むらを走ったら、植物の種がたくさん着いてきたよ。

去年の3月11日が来るまで、こんな風に自然の中を走り回るのが、この子たちの日課だったに違いありません。
 
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2012.10.12 / Top↑
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