もうなんのブログだかわからない

2013年3月11日。

ちょうど、多くの方々が黙祷を捧げている頃。
1頭の犬が新しいおうちへ向けて移動していました。

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彼女の名前はクロッピー。

原発事故の影響で避難区域となっている、福島県の飯舘村からやって来ました。

まだ若い彼女にとって、今まで生きてきた時間の大半は、人に飢えた被災生活。
避難先から時おり帰ってくる飼い主さんを、ひたすら、待って、待って、待って、
だれもいない、外灯もない暗い夜を、同じ犬舎の仲間たちと過ごす。

お乳の状況からすると出産経験もありそうなのに
体は子犬かと思うほど細く、心は閉じて人になつこうとしない。
それが、昨年の9月、私が初めて会ったときの彼女でした。

次第に、複数のボランティアさんが彼女の住む地域へ通うようになり
中でも一人の女性が、特に熱心に彼女の家へと通いつめ、お世話をしてくれました。

冬が来て、クロッピーの飲み水は厚く凍ることが増え
大好きな毛布まで凍る日もあったけれど、心は少しずつ開いていきます。
そして、複数のボランティアさんの協力によって、ご家庭での預かりが決まりました。

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こちらは、クロッピーの新居にいる先住わんこ。
少し足の不自由な老犬ですが、とても幸せそうな笑顔で迎えてくれました。
この表情を見るだけで、どれほど犬を大切にしてくださる方かわかりますね。

どうか仲良くしてやってね。
とても大人しくて良い子だから。

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おそらく、生まれて初めて室内に上がったクロッピー。
ちょっと緊張気味ですが、30分後にはうたた寝するほどくつろいでいましたよ。

2年前に起きたことや、今日までのつらかった日々を、変えることは誰にも出来ない。
でも、明日からの暮らしは、変えることができる。

飯舘村では、まだ彼女がいた場所で4頭のわんこが里親様を待っています。
◆飯舘村から、4ワンの里親様募集!

簡単ではないけれど、私だってたいしたことは出来ないけれど
2年が過ぎても、未だ被災生活を続けている彼・彼女たちのために
出来ることをやっていこうと思います。
 
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2013.03.12 / Top↑
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