もうなんのブログだかわからない

思えば病気がちな子ではある。

保護された時点ですでに猫エイズのキャリアで

恐らく口内炎もその頃からの物。


食欲旺盛でガツガツ食べるというイメージはなく

シェルターでも我が家でも、必要以上に欲しがることは無かった。

そのくせ人間の食べ物には目がないから、泥棒行為を防止するのに苦労した。


体格の割に痩せていたから、がんばって少し多めに食べさせ、ベスト体重は5kg。

誇らしい気持ちで当時かかりつけだった動物病院へワクチンに行ったら

「あら~太っちゃいましたぁ?」と新人看護師に言われてカチーン!ときたのもいい思い出。

てか、体重は増えたけど太ってはないだろ、体格を見て物を言わんかい。


元々食欲にムラのある子ではあったけど

しばらくして普段のごはんをハンストするようになり

1年くらいに渡って口内炎とのし烈な戦いが続いた。

サプリも塗り薬も抗生物質もステロイドも、効果は一時的で

食べてくれるものは、美味しいカリカリ→缶詰→お刺身→チュールと

どんどん高価で栄養価の低い物だけになって行った。


結局、一大決心してすべての歯を抜歯。

術後1カ月ほどで見違えるように食べる猫になった。


口内炎を治療する中で腎不全も患っていることが分かったから

本当は腎臓サポートの療法食を食べてほしかったけど

アレを食べてくれる子はむしろレアというか‥‥。

大体の子は、あんま好きじゃないよね。


獣医さんからタンパク質がよくないと聞き

市販のドライフードの中から比較的タンパク質の数値が低いものをチョイス。

それも波があって、食べる時もあれば「銀のスプーンしか食べません!」な時もあった。


体のためとは言え、毎日毎日、口に合わないものばかり食べるのって

人間でも辛いくて忍耐力のいること。

猫には「体のため」さえ分からないんだから、食べないのは無理もない話だった、


それでも、口内炎が治まってからは、さほどトラブルもなく来ていたのだけど

2月中ごろから一気に体調悪化。

とにかく食欲がない。普段のごはんなんて1粒も食べない。

「何も食べないのが腎臓にも体全体にも一番の負担。

食べてくれるものがあるなら、何でも、少しでもいいから食べさせて」

と獣医さんに言われ

またも、美味しいカリカリ→缶詰→お刺身→ちゅーるだけ、の道を歩んだ。


そして今、ベルちゃんはもう、何も食べたくないと言っている。

みけきちには強制給餌してたけど、それはみけきちがさほど嫌がらず

食べたものを吐き出すことも無かったから。

食べられないけど、本心ではまだ食べたいんだと感じた。


でも、ベルちゃんに強制給餌するつもりはない。

ボランティア経験の中で

病気の猫や亡くなっていく猫を普通より多く見ていると思うけど

こんなに吐き気がひどい子は初めてだ。

よく効くと言われた吐き気止めの注射を毎日打っても

吐き気で頻繁に口をくちゃくちゃさせ

もう、お水を飲むのさえ気持ち悪そう。


こんな状態で強制給餌しても

吐いてしまって、ただ疲れて嫌な思いをするだけなのは目に見えている。


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「入院はお勧めしません。もう、一日一日が大切な時間ですから」

獣医さんに言われた。

残念だけど、本当にそうだなぁ、と思っている。

この時間を大切にしよう。


 
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2015.04.09 / Top↑
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