もうなんのブログだかわからない

ただこの町で生きてきたその人でさえ
一時帰宅のわずかなチャンスを逃せば
警察の目に怯え、バリケードを突破しなくてはならない。

明け方にひっそりと、人目を避けて自宅へ戻ったその人が
なぜ、愛する猫の死体を、自室で発見しなくてはいけないのか。
なぜ、痩せ細った体を撫ぜながら、「ごめんね、ごめんね」と、
嗚咽して、謝らなくてはいけないのか。

震災と原発事故に多くを奪われ、
せめて家族を取り戻そうとすることが「罪」なのか。
その人は「ルールを破る悪い人」なのか。
悪いのは本当は、ルールの方ではないのか。

ダチョウの走る姿が、今更になってTVで映し出された。
その姿の横には
「撮影:原子力災害対策本部」
「撮影:東京電力関係者」」
どの局のどの番組も、意味するところは同じ。
「違法ではなく、ルールを守って公的に撮影した映像です」

ルールこそを、問わなければならないのに。


0828.jpg
※こちらは違法に撮影されたもの
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2011.10.04 / Top↑
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